
『慣れ』は油断できない感情
人間は長く交際を続ける内に相手の存在に慣れてしまいます。そのために、大体の言動が予測出来て新鮮味が薄れてしまい飽きてしまうのが倦怠期に陥る理由です。
空気のような存在で、いるのが当たり前で付き合った当初のドキドキ感や緊張感もなくなり、相手に対してときめかなくなってしまうのです。
長く一緒にいることで、お互いの思考や行動が似てくることもあり、相手がどうするかもわかってしまい意外性もないと感じてしまいます。
デートの場所も食事も、よく言えば行きつけのところに行くという感じになりがちでマンネリ化していくものです。
だからといって気持ちが冷めたり離れたりということではなく、長く一緒にいるからこそお互いのことがよくわかり、一緒にいると楽で安心するという証拠でもあります。
気にしすぎない方が吉
人間は慣れる生き物であります。結果として慣れた対象に飽きてしまう事は致し方ないとの理解を持ち、過度に気にしすぎない方が良いでしょう。
相手にときめかないからといって自分の気持ちが冷めたのかもとあまり悩む必要はありません。
どんなことでも最初は、緊張感があっても慣れてくれば自然と習慣になって飽きが来るものです。
相手からの連絡が減ったり、言動がつまらないと感じても一緒にいると楽だったり安心するという気持ちがあるのであればその気持ちを大切にしましょう。
倦怠期というよりも、お互いの存在が空気のように必要不可欠であるという安定期に入ったのかもしれません。
倦怠期は長く付き合っていたら、誰もが通るものだと理解し、あまり意識しないようにしましょう。
発想の転換!ピンチはチャンス
倦怠期に突入した事は、二人で倦怠期を乗り越えた先で、互いをもっと深く理解し合う事ができる関係になれるチャンスと考えましょう。
何をするにもマンネリ化で、ときめきがないと感じ、このまま付き合っていくべきなのか、新しい人を探すべきなのか、とモヤモヤする時期でもありますが、マンネリ化していて一緒にいてもときめかないという理由だけで、即分かれるという決断をするのは待ちましょう。
付き合った頃の相手の好きだったところをもう一度振り返ってみたり、相手のことをもっと観察したりして、今まで気が付かなかった良いところも探してみましょう。
今までは当たり前だと思っていたことが実は彼氏の気遣いだったというような、新たな発見ができるかもしれません。
長く交際を続けていけるのは、お互いが必要としているからということをもう一度考え、相手のことを今以上に大切にしてみましょう。