倦怠期がやってくる原因、それには恋愛のサイクルが関係していた

TOP画
TOP画

好きって何だっけ…倦怠期を乗り越えて真実の愛を!

恋人たちに訪れる魔の期間

「あんなに好きで堪らなかった恋人なのに、最近は二人でいてもつまらない」「彼のことを見ていても、前みたいにドキドキしない…それどころかイライラするようになっちゃった」
こんな心境の変化を自覚している人は、恐らく自分でも薄々と感付いているのではないでしょうか。
きっと何処かで一度は耳にした事があると思われる、恋人や夫婦関係にある男女にとって最大の敵と言っても過言ではない『倦怠期』…そんな魔の期間に突入してしまったことに!

「自分たちだけは大丈夫!こんなにラブラブなのに倦怠期になんかなるワケないじゃん」と、付き合い立ての頃のカップルは誰しもが疑いなく信じているもの。というより、恋人関係になりたての頃は毎日がキラキラと輝いていて、恋人と一緒にいるだけで幸福感に満たされており、そもそも倦怠期の"け"の字も頭に浮かんだりなんてしないでしょう。
寝ても覚めても夢中になっている好きな人、そんな相手に対する感情が180度変わってしまうなんて、ラブラブを極めている状態の時には夢にも思いませんよね。

だからこそ、いざ倦怠期に陥った時にどうしたらいいのか分からなくなってしまい、混乱を極めたまま荒ぶる感情に任せて「私たち…合わなかったみたい」などと軽率に別れを選択してしまうカップルが大変多いのです。
もしかしたら、倦怠期を乗り越えた先に本心から永遠の愛を誓い合う仲へと深まるかもしれないのに、それって本当にもったいないと思いませんか?

早計に未来に待つ幸せを破棄してしまう前に、今現在すでに迎えてしまっているカップルも、まだ迎えてはいないカップルも、倦怠期が起きる理由や対処法を知って上手に対処していきましょう。
原因と対策が分かれば、倦怠期は必ず乗り越えられますよ!

倦怠期をドンと乗り越える

恋愛の3ステップ

倦怠期という存在が一般的に広く知られている実態の裏には、必ずと言って良いほどどんなカップルにも訪れるという事実があります。つまり、誰もが通る道であるからこそ誰もが知る言葉として確立している訳ですが、そもそも何故そんな苦しい道がカップルが進むレール上に敷かれてしまっているのでしょうか。
それは、恋愛には大まかに見て決まった流れがあるからだと言えるでしょう。

付き合い立ての頃はドキドキやワクワクがいっぱいで、恋人の事が堪らなく大好き!何処に行くにも一緒が良い!片時だって離れたくない!なんて、お互いが盲目的に恋をしているラブラブの時期ですよね。
これは恋愛のファーストステップであり、相手の良いところしか見えていない状態です。相手こそが自分を幸せにしてくれる理想的な運命の人に違いない!といった期待に胸が躍る『ロマンス期』と呼ばれています。
大好きな恋人に依存し、世の中がバラ色に見えるような幸福感に溢れ、正に恋をしている中でも絶頂期と言えるでしょう。

しかし、ロマンス期は永遠には続きません。人間は長く傍にあるもの、居る人に対して次第に慣れてしまう習性があるためです。

関係が長引くに伴い新鮮さを失った恋人への期待感や依存心は薄れ、盲目になっていた目が現実を映すようになり、今まで見えていなかった相手の嫌な部分ばかりが打って変わって見えてしまう。そして不満や不服が募るにつれて飾る事をやめた自我がどんどん強くなる…こんなサイクルの中にあって、我が全面に出ることを象徴するかの如く、常にイライラするようになってしまいます。
これが『パワー・ストラグル』と呼ばれる抗争期であり、倦怠期に突入したと言える段階となります。
良く言えば自立心の芽生え、悪く言えば思いやりが欠如してしまう状態ですね。

抗争期に突入した段階で別れを選ぶカップルが非常に多いのですが、ひたすら耐えて付き合いを続ける男女に続いて訪れるのは『デッドゾーン』と呼ばれる時期。
デッドという強い言葉が意味する通り、相手に対する期待感は欠片もなく、ケンカをするほどの情熱もないといった、正に愛情が死んでしまった状態…言うなれば恋人に何の興味も持てなくなってしまった状態となります。

乗り越えた先に幸せがある

倦怠期を乗り越えるには、まず抗争期である『パワー・ストラグル』の期間を上手に打破していく必要があります。
仮にケンカばかりの日々を耐え忍び、恋人という繋がりを維持したとしても、なあなあと流れに任せているだけでは感情は次第に色を失い、遠からず冷め切った関係に陥る事は目に見えています。
デッドゾーンに突入した結果、恋人としてどころか人間的にも興味を持てなくなってしまっては手遅れと言わざるを得ません。何の感情も持てない人と一緒に生きていこうなんて思いませんよね。

それまでに積み上げてきた二人の思い出がムダなものだった、と感じるようになってからでは関係性の修復は非常に困難です。というより、お互いに無関心なのですから、そもそもラブラブの頃に戻りたいとすら思わなくなってしまうでしょう。

倦怠期が訪れるまでの流れや意味を理解し、ドンと構えるくらいの心掛けを持って適切な対処法を取ることが出来れば、二人が共に過ごした時間を無益なものだったと断じるような虚しい別れは回避できます。
二人で力を合わせて乗り越えようという強い意志を持って臨み、二人三脚にて不和からの脱却が叶えば、その先にあるのはロマンス期よりも色濃く、本当の意味で相手を大切に思うことのできる、愛情深い強固な絆を結んだ二人の未来なのです。

倦怠期をチャンスに変える方法教えます